たっちゃんの新しい日記

ウェブエンジニアを目指して上京してきた男のブログ。

不安と高揚。

入社先では別の言語を使用しなければならない為、真剣に勉強していますが、プログラミングの本格的な概念となると、一朝一夕で理解できるものではありません。非常に難しく、苦労しています。

不安なのか、ピリピリしているのか、良くわかりません。

生活のことを考えると不安です。親へまたお金を頼むのも嫌です。

就職できなかったらと考えると不安です。はやく結果を出さなければと焦ってしまう。

でもストレスは勉強効率にも差し障ります。もうちょっとリラックスして、学習を楽しまなければ……

この世界の片隅で。

泣いても笑ってもプログラミングを勉強するしかないです。これが私の現実であり、プログラミングを極めること以外に人生を切り開く方法がありません。インドの人はカースト制度があるためにIT業界を目指すと聞いたことがあります。それに近いものだと思います。

この世界の片隅で、は広島をテーマにした作品です。呉に生きる普通の人の暮らしを描いた作品です。終戦で終わるのではなく、それでも続いていく。そういう話です。

実際に結婚していて子供のいる自分からすると、日本の未来というのはけっこう大事です。防衛の問題も他人事ではないです。人民を巻き込んだ戦争になってしまうということはあってはならないと思っています。一人の時はそんな風に思わなかったのに、立場っていうのは人を変えるものですね。

だから最後のオチはとても救われた気持ちになりました。子供だけは助かって欲しい。誰もが思うことだと思います。完全なウツ映画でなくて良かったです。

プログラミングは独学するべきかという問題。

私自身、この3ヶ月間プログラミングスクールに通っていたわけですが、カリキュラムの前半部分はほとんど全く質問しないで自分でやりきってしまいました。

なのでプログラミングは独学可能だと考えます。

ただしプログラミングスクールに行くメリットとしては、周りに優秀な仲間がたくさんいて、周囲の会話から頻繁にプログラミング用語が飛び交っているということです。こういう環境では自然にいろんなことが頭に入ってきます。

正直「質問」はあんまり役に立ちませんでした。まともな回答が返ってくるのは2回に1回ぐらいです。ただいっぱいいっぱいになった時でも、人に話すことによって頭が整理されて自分で答えが出るということはありました。

独学ではどうしてもメリハリがなく教科書とエディターを交互に見るだけの平板な学習になりがちだと思います。それに仕事の片手間でやるよりは、どっぷり浸かって1日中プログラミングのことを考えていた方がいいですね。

正直教材はネット上にいくらでもあり、無料で手に入ります。勉強の習慣があった人はもちろん、まだあまり勉強をしたことがないという人でも、繰り返しやることでプログラミングは覚えられます。

以下のような勉強法がいいと思います。

  1. まずざっくりの理解でいいので、全体像を理解する。
  2. 実践的にコードを書いてみる。
  3. わからなかったことを穴埋めしていく。

学習はこの繰り返し作業になると思います。

自分の場合はrailsフレームワークを理解する為に、同じカリキュラムを10回も20回もやりました。そのぐらいやるとかなり理解できます。

最初はまとまった量のコードを見ないでも書けるぐらい、丸暗記してしまうと良いです。

行き詰まったら家に帰って寝ましょう。それで次の日に見てみると案外うまくいくことがあります。

教えてくれる人がいればエラーをすぐに解決してくれますが、自分で解決できないと意味がないです。自分は1つのエラーに4時間ぐらいかけたことがありますが、それぐらい時間をかけるとだんだんエラーの解決法とは何かわかってきます。(笑)次からはどんなエラーでも4時間もかけることは無くなりました。

自分で苦労して覚えたことでないとすぐに忘れますし、そもそもそれが根本的には何が問題だったのかという振り返りができなくなります。

学ぶことは正直多いです。例えばウェブアプリ1つ作るのも大変です。ウェブページの見た目の部分であるhtml/cssから、フレームワークJavascript、バージョン管理の為のgit、インフラ側ではAWSなりherokuなりを覚えないといけません。アプリケーションではDBも扱わないといけません。

書籍に出てくる言葉も最初はほとんどは暗号みたいなものです。でもこれを噛み砕いた優しい言葉で説明しているものも多くありますので、そういうものから入りましょう。

うーん…… gitとかインフラ側の設定まで独学は少々辛いような気がしますね。仕事の片手間でできる学習ではないかもしれません。

まあしかし独学は可能だと思います。できれば質問することのできる友人が1〜2名いると良いですね。

エモーショナルな論理

頭がごちゃごちゃするのは、まだまだ経験によって骨の奥まで考えが染み込んでいないからだと思います。痛い思いを何度もすれば、そのうちにきちんと自分の言葉で語れるようになるでしょう。

最近とても教養のある人たちと会話をする機会が多々あります。そして思うのですが、たとえ教養があったところで、やっぱりその人はその人だなと思います。教養というのはちょっと曖昧だったでしょうか。

 

とても理路整然と話す人でも、それが実にエモーショナルな態度だったら、とてもじゃないですが私はその人の言葉をロジカルに聞きません。この人はきっと私を説得したいんだ、ならばこちらが折れてあげよう! そう思います。だからディベートっぽい返事は返さずに、適当にうまいこと言って言い逃れます。詭弁というところでしょうか。

私にも同じように理路整然と、ロジカルに、を要求するんであれば最初からそう言うべきです。相手が何を期待しているかなんて分からない。ましてや自分なんて地方でのんびりしていた田舎者です。

生まれ育った環境が全然違うのに、これまでの経験が全然違うのに、最初から会話が噛み合うことなんて不可能です。それほもはや運です。ファーストインプレッションが全てだと言うなら、それでいいんだと思いますが。

 

具体的な話は避けますが、まあなんといいますか。あまりに理路整然と話されると私は引いてしまいます(笑)

私は優先度が低いと思うことは「特に理由はありません、なんとなくです」などと言って茶を濁しています。それでいいじゃありませんか。

例えば私のmacはピンク色のカバーをしているんですけど、なんでピンクなの?? と聞かれても理由はありません。ただそれを観てかっこいいと思ったからです。私はそういう直感的に湧き上がる思いを安易に言語化すべきでないと思う。

所詮は感情が先にあって、ロジックというのは手段だろう?? と思います。

頭がごっちゃごちゃ!

自分は本をよく読みましたし、早いうちからインターネットに触れていたので、どちらかといえば情報強者のほうに入ると思います。

それでも地方に25年以上も住んでいたおかげで、正直いって自分の周りが全員ばかに見えてしまう症状に悩んでおりました。

東京に来てみたら、それはすっかり無くなりました。周りはほとんどが、最低でもMARCH文系以上の大学、大抵は難関大学や国立大を出て、一流企業に勤めていた人ばかりです。

そういう人に出会うのは案外簡単です。(笑) プログラミングスクールに入り、有名人のネットサロンに通えばいい。

いざこういう人たちに囲まれてみて、いろんな話をするようになると自分がいかに平凡であるかということを思い知ります。

人よりも努力したことは確かに人よりもできるが、それ以外はまったくのところ何もできません。早いうちから色々なことを熱心に学んでいた人に比べ、自分はまだ知っていることが少ないです。

こちらにきて、視野が広まったと思います。

自分の頭の良し悪しはともかく、とりわけプレゼン能力が自分は低いと感じます。人の前に立ってものを説明するのが苦手です。特に不親切な聞き手に囲まれている時は、ほとんど何も話せません。

良い聞き手というのは大事だと思います。

自分は物怖じしないで自分の意見を述べていくしかない。何もできないならやらないし発言しない。やるならやるでどんどん言う。ぶつける。

それしかないと思います。

議論を好む人たち。

前に働いていた会社はせいぜいギャンブルとソシャゲーの会話ぐらいしか無かったわけですが、今プログラミングスクールの同期とは色んなことを活発に議論しますね。

今日も色んなことを喋りましたが、みんなちょっとやそっとでは諦めない人たちの集まりです。僕が中途半端な発言をすると「どうして?」「なぜ?」と聞いてくるので、のんびりしていられません。

会話から生産的なものを探し、議論をより深め、何かを理解しようとしています。こういう態度の人と今まであまり会う機会がなかったから、それはいい刺激になっていると思う。

東京に来てから頭が良いのは当たり前だと思うようになった。たくさん本を読んでいる人やいろんなことを考えている人ばかりだから、今まで勉強や読書というものは何か高尚なもののように思えていたけど、そんなことはなくなった。

ただの自然な行為である。むしろ飢えている、かなり泥臭い行為であると思うようになった。

例えば今ドストエフスキー罪と罰を読んでいるけど、前までこれはけっこう教養書、古典文学ぐらいのイメージがあったけど、そういうイメージは無くなった。ドストエフスキーのような文章が誰にも書けないことは明らかだけど、しかし読み物としてはなかなか楽しく読める大衆小説だよな、と思うようになった。

今いる世界では、本が分厚いのは当たり前のことだし、読書は正確に理解しなくていい分、気が楽である。

今まで身構えていたものを、より力を抜いて受け取れるようになった。良い変化である。

なぜ働くのかという問題。

働きたくないです。

ということは、なぜ就職活動をしているのか。

金がないからです。

金があったとしたら、どうするのか?

働かないですね。のんびり遊んで暮らす。

月30万ぐらいあればかなり優雅に暮らせると思う。

なんでITエンジニアになろうと思ったの?

1日8時間働くなら、好きなことやったほうがいい。

30歳の10年間、気楽な仕事をしていても仕方がない。

大変でもITエンジニアをやったほうが、少なくともITの専門家になれる。

ITで何がしたいのか?

まだ不便なことがたくさんある。便利にしたい。

便利になるのか?

ニッチなところから手を付けるしかないね。

会社で働きたい?

人の下で働きたくないね。