たっちゃんの新しい日記

ウェブエンジニアを目指して上京してきた男のブログ。

誰にだって闇がある。

たぶん誰にだって闇があると思うんです。リアルの生活では、前向きなほうの自分を見て欲しいと思っているので、あまり話そうと思わないですが、実際けっこうダークな部分があります。誰だってそうだと思います。

陽の当たる部分だけを見せているんだと思います。夜になると奥さんに暴力を振るったり、仕事が終わってからのギャンブルが辞められなかったり、人それぞれに闇があると思います。依存症といいましょうか。

人それぞれに大きな欠点を持っていると思います。例えばチャゲアスのアスカは薬物使用が辞められないので、逮捕されてしまいました。人によっては人生を破滅に導くほどの欠点である場合もあります。

例えばアスカだったら、薬物を前にしたら思考も理性も吹っ飛び、もう何も考えられないし、善悪の意識もそこには無いと思います。罪の意識も乖離していると思います。日常の自分をすべて忘れ、はげしい興奮と快楽に溺れているのだと思います。

僕もけっこうそういうタイプの人間だと思います。悪いことはここには書けませんが、実際にエクストリームな刺激を求めて、色んなことをやっています。

例えば山登りが好きです。去年は6月に富士山に登りました。まだ山開きをしていないので、自己責任だと言われる時期です。風速がかなり強く、頂上に登った時には頭上に笠雲(レンズ雲)が見える状態でした。

雨はそれほど降っていませんでしたが、山全体を覆うかのように風のうなりが響いていました。夜の11時から登り始めたので、自分の持っている安いヘッドライトは暗く、心細くて仕方ありませんでした。

本当に吹き飛ばされるんじゃないかと思いましたが、それでも八合目をすぎたあたりから異常な興奮状態になり、自然と自分が完全に一体化しているかのような、恍惚とした気持ちを味わっていました。たぶん僕はちょっとおかしいと思います。

素晴らしい景色を見るのも悪くないですが、悪天候のほうが興奮しますね。

異常な行動をとると本当に深い満足を味わいます。ヒトとして生まれてきて、その持てる能力を最大限に生かしたかのような感覚です。

でも実際そうなのでしょう。僕たちの祖先は天敵から逃れ、そして獲物を追いかけていたわけです。野生動物の狩りをする姿はほとんど異常です。たかが有史数千年程度で、ヒトの遺伝子は対して変わっていないでしょう。

野生をむき出しにするのは素晴らしいことだと思います。死なない程度に、人生を破滅させない程度に。節度を持って楽しみましょう。

※よく突発的に富士山に登ろうとする人がいますが、3700メートルは過酷な環境です。悪天候の際には「このまま進んでも大丈夫か?」という判断力も必要になります。僕はそれなりに登山の経験があり、日頃から体を鍛えています。

6月は小屋も営業しておりません。この時は9合目で気温がかなり冷えてきた為、ビバーク用に入れておいたシートで身を包んで、建物の陰に身を潜めて暖を取りました。この時点で体力にかなりの余力を残していました。こういった判断力がないと、死にます。