たっちゃんの新しい日記

ウェブエンジニアを目指して上京してきた男のブログ。

議論を好む人たち。

前に働いていた会社はせいぜいギャンブルとソシャゲーの会話ぐらいしか無かったわけですが、今プログラミングスクールの同期とは色んなことを活発に議論しますね。

今日も色んなことを喋りましたが、みんなちょっとやそっとでは諦めない人たちの集まりです。僕が中途半端な発言をすると「どうして?」「なぜ?」と聞いてくるので、のんびりしていられません。

会話から生産的なものを探し、議論をより深め、何かを理解しようとしています。こういう態度の人と今まであまり会う機会がなかったから、それはいい刺激になっていると思う。

東京に来てから頭が良いのは当たり前だと思うようになった。たくさん本を読んでいる人やいろんなことを考えている人ばかりだから、今まで勉強や読書というものは何か高尚なもののように思えていたけど、そんなことはなくなった。

ただの自然な行為である。むしろ飢えている、かなり泥臭い行為であると思うようになった。

例えば今ドストエフスキー罪と罰を読んでいるけど、前までこれはけっこう教養書、古典文学ぐらいのイメージがあったけど、そういうイメージは無くなった。ドストエフスキーのような文章が誰にも書けないことは明らかだけど、しかし読み物としてはなかなか楽しく読める大衆小説だよな、と思うようになった。

今いる世界では、本が分厚いのは当たり前のことだし、読書は正確に理解しなくていい分、気が楽である。

今まで身構えていたものを、より力を抜いて受け取れるようになった。良い変化である。